ちりめんじゃこ・いりこ通販|北垣水産

天草ちりめんじゃこ・いりこ通販

天草でもちりめんが獲れるって知ってますか?
 北垣水産は、古くは文久3年にカマスの干物を納めていたという記録が残っており、先々代から「ちりめん・いりこ」の原料となるカタクチイワシを専門に漁獲するようになりました。江戸時代から続く漁師の家系なのです。漁獲量の少なさから、あまり知られてはないのですが、穏やかな内海のためイワシの餌となる藻やプランクトンが豊富なため「味が良い!」と市場で高評価です。漁獲量は少ないので逆にとっても希少なのです。
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北垣水産のちりめんじゃこ漁・いりこ漁の様子

ちりめんじゃこ漁・いりこ漁の様子をご覧ください。

漁場へ出港し漁を行います

早朝に電波船と網船、計3隻で八代海へと出港します。八代海と言えば広いですが北垣水産が漁をする事が出来る漁場は、上天草市龍ヶ岳町の高戸だけです。

高戸の海で電波船という司令塔の船が魚群を探し、魚群を発見すると2隻で1対の網船で魚群を囲う様に網を入れながら船を走らせます。

下の画像は、操縦室の右側から真後ろまでを撮ったもので、画像左隅にもう一隻の網船がいます。だいたいこのくらいの間隔を開けて網を引きます。

網を引っ張る時間がちりめん漁といりこ漁では大きく違い、ちりめん漁は約2時間に対して、いりこ漁は約20分~30分と速いです。

漁の風景 網船
漁の風景 網船

網を巻きます

写真は、ちりめんじゃこ網・いりこ網の網を巻き取る機械の根元になります。ミシンのボビンを横に寝かせた様な形をしています。

それを2隻同時に息を合わせながら同じ速さで網を巻きます。

昔は、10人くらいで機械をほとんど使わず、網を巻いて水揚げしていたらしいですが、現在はパワー ショベルなど重機と同じ、「油圧」の力を使い3人~4人で作業しています。

機械が故障などするとどうする事も出来ず、点検は欠かせません。

漁の風景 ローラー


右側の写真は、網を巻く機械の反対側です。このようにロープが海へと伸びています。

根元は一本のロープですがそれが、三本のロープへと増え、さらに四本そして、「あば綱」「手編み」「足綱」と分かれ網目が小さくなっていきます。

その時の漁でも違いますが、水深1mぐらいの深さに一番上のロープ「あば綱」浮いています。

一番下に重りのついた「足綱」が海底まで沈み、「あば綱」「足綱」の間に「手編み」が海の中に壁を作る様に海面から海底まで広がっています。


 
漁の風景 ロープ

袋は機械と手作業で網を巻きます

下の画像は、網の最後の部分で【袋】と呼びます。
この袋の一番底にチリメンジャコやイリコが溜まっています。

袋の所々に底まで行かなかったチリメンジャコやイリコが残っています。

全て機械で巻き上げるとチリメンジャコ・イリコを巻き込み潰してしまうため、手作業で下に落としながら袋を巻いていきます。

画像では、水面近くにあるため見えていますが漁の最中は、海の中に沈んでおり全く見えません。

漁の風景 袋巻き 漁の風景 袋

ちりめんじゃこ、いりこ(煮干)を水揚げします

袋も終わりの方になると人力で袋を絞り引き揚げます。

魚と海水の重み(網目が細かいため海水がなかなか抜けません)ですぐには引き揚がりません。

いくつかのコツを使い徐々に海水を絞り揚げチリメンジャコ・イワシだけにします。

ちりめんじゃこの場合は、他の稚魚もたくさん混ざっているため、海でも出来るだけ選別し水揚げしています。

右の画像は、選別中の所です。

ちりめんじゃこは底に沈むのですが、他の何種類かの魚は、水面近くを泳ぐためその部分をサッと慎重にすくい揚げて終ってからちりめんじゃこを水揚げします。

水揚げ ちりめん

こちらは、イワシの水揚げの画像です。

イワシをいりこに加工すると鮮度の違いでハッキリ分かるくらい差がでます。

そのくらい片口イワシは痛み易いため、大きなタビ(魚を掬う網の事)を使い一気に水揚げし、大量の氷を使い痛まない様に素早く陸へと運びます。

イワシの場合は、沖で選別していると痛んでしまうため選別せずに水揚げします。

水揚げ いわし

 

ちなみに・・・

ちりめんじゃこ漁の時にいわしが全くいない訳ではありません。
そして、いわし漁の時もちりめんじゃこが全くいない訳ではありません。

もちろんいない事の方が多いですが・・・・

網目が小さい物を使ったり、大きい物を使ったり
して逃がすもしくは、分けたりしています。

画像は、いりこ漁の時に獲れた「ちか」になります。

この時獲れたチカは大きめでした。

いりこ漁の時に獲れたちか

いわし漁の時に使う袋の網目の大きさは、ちりめんじゃこよりも大きく、イワシよりも小さいです。

このため、ちりめんじゃこがいてもほとんど網の中に入りません。

たまたま網目と同じ大きさのチカが網目に刺さっていたので今回写真を撮ることが出来ました。

いりこ漁 ちりめんとイリコ網の大きさ比較